芝生の年間管理表

 1月  ・この時期でも地下部は生きているので、乾燥しないように時々散水して下さい。
 春はげ症の予防になります。
 2月  ・雑草が多く発生して手で抜くのが困難なときは、ランドアップバスタなどを
 葉面に散布します。低温のため薬効はやや遅れますが、コウライシバや
 ティフトンシバなどの暖地型芝は地上部が冬枯れしており、薬害が出ることは
 ありませんので、安心して使用出来ます。
 3月 ・本格的な芝生作業のプログラムが、今月から始まります。
・昨秋発生した越年性雑草がこのころからよく生長するため、
 芝の生長が抑えられます。早めに抜き取りましょう。
・根の伸長を助けるため、ローンスパイクや農業用フォークを土中に突き刺し、
 土中に空気を入れます。
 4月 ・新芽が生長してきたからといって慌てて肥料を与えると、少量でも肥料焼けを
 おこすことがあります。肥料は根が十分伸長する5月が無難です。
・大きな株となった雑草を抜いた後、土が掘れくぼんだところには、砂を入れて
 凸凹のないようにしましょう。
・下旬ごろから、生育力のあるヒメシバなどの夏型雑草が発芽し始めます。
 中旬に、シマジン(除草剤)を施用し、発芽を抑制します。
 ただし、施用量を守らないと薬害の出ることがあるので、注意してください。
5月  ・芝生が伸長してくる時期です。最初の芝刈は、葉先を揃える程度にしましょう。
・施肥の適期です。窒素4~6g/㎡を目安にして下さい。
・夏ごろに大きくなるヒメシバなどの夏型雑草も、今はまだ小さいので、
 この時期なら手で抜くのも楽です。
 
 6月  ・エアレーションといって、剣先ショベルやローンスパイク,
 農業用ホークを差し込み土中に空気を入れます。
 これは、同時に匍匐茎を切ることになり、芝が活性化し、
 新しい匍匐茎が出て芝が若返ります。
 7月 ・コウライシバは、1年中で最もよく生長します。
 少なくとも2回刈り込みが必要です。
 刈り込み回数が多いほど、美しい芝生ができます。
・肥料を与えます。窒素6g/㎡が目安です。
 
 8月 ・コウライシバは乾燥に強いシバですが、それでも晴天が続くと
 まず初めに葉が巻き、そして萎れます。適時散水をしましょう。
・気温が上がるとシバはよく生長します。
 暑くて大変ですが、刈り込みを怠らないようにしましょう。
 芝生づくりは刈り込みからです。
 9月 ・夏の暑さで弱ったシバに、養分となる肥料を補給します。
 窒素5~6g/㎡を目安に施します。
 
 10月 スズメノカタビラなどの冬型雑草が、発芽し始めるところです。
 雑草発生直後の幼苗時に抜いてしまえば後が楽です
 上~中旬に発芽前土壌処理除草剤(シマジン)を施用すると
 発芽が抑えられ効果的です
・今月の刈り込みが、今年最後になります(コウライシバ)。
 刈り込みの高さは、葉先を揃える程度で低くしすぎないようにしましょう。
 11月 ・生長が止まり、葉は茶色に枯れます。
スズメノカタビラなどの冬型雑草は、コツコツと抜き取ります。
 12月  スズメノカタビラなどの冬型雑草は、コツコツと抜き取ります。


芝生の年間管理 料金表

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芝生の年間管理要見積り